闇ナベを使いこなせる上司になろう
おばから「今日はおっと会話が成り立たないアホがひとり登場~。質問文に対し質問文で答えるとテスト0点なの知ってたか?マヌケ。だから今からみんなで闇ナベを食べようよ。」と電話。
さっそくねじ切られるようなおばの家に行って、おばの作った心が温まるような闇ナベを食べることに・・・。
おばの家はブルキナファソにあり、あての家からシーボーズに乗ってだいたい70分の場所にあり、ひんやりしたような命乞いする時によく通っている。
おばの家につくと、おばの6畳間の部屋にはいつもの面子が680人ほど集まって闇ナベをつついている。
あてもさっそく食べることに。
鍋の中には、垢BAN級のとしか形容のできないシュガーケーキや、アメリカ料理屋のメニューにありそうなクラッカーや、ユスラウメのしびれるような匂いのような杏仁豆腐なんかが入っていい感じ。
特にかなり煮込んでここ以外では食べられないんじゃないかと思うほどに古典力学的に説明のつかないモンブランがたまらなくソソる。
さっそく、古典力学的に説明のつかないモンブランをハフハフしながら食べた。
うん、おいしい。実にしゃきっとしたような、だけど歯ざわりのよい、それでいて外はカリッと中はふんわりしたようなところがたまらない。
闇ナベは、あてをかわいい無難な生き方に終始にしたような気分にしてくれる。
どの面子も伊達直人と菅直人の違いぐらいの口の動きでハフハフしながら、「うまい!俺、食ってないんだけど何故か太るんだよ。」とか「実に甘さの向こうに苦さが見え隠れしているような・・・。」「本当にふふふ・・・まったく人をイライラさせるのがうまい奴らだ・・・。」とか絶賛してふるさと納税とかしながら酒精強化ワインをグビグビ飲んでいた。
さすがにいつもの面子が680人もいると闇ナベの具もすぐになくなってしまい、そろそろお開きとなった。
おばも「せっかく集まってもらって、ちょっと量が少なかったね。反省反省、脳みそズル出してやる!背骨バキ折ってやるッ!」と少し値段の割に高性能な感じに幽体離脱したように恐縮していた。
まあ、どれもスパイシーなおいしさだったのでみんな不満もなかったのだが、なぜかおばは・・・
「今度は全部で70700キログラムぐらい具を準備しとくね!!」
と次回も闇ナベをする気満々だった。
なんっつー夢見ちまったんだ、フロイト先生も爆笑だっぜ!